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講師稼業は税金・年金問題から始まった。

講師稼業は税金・年金問題から
そして、初めての一般市民向け

 長いこと税理士が私の仕事でしたから、大勢に向かって話をするなどということは一度も経験はありませんでした。

 ところが、もう15、6年位前になると思うのですが、所得税法上、「配偶者特別控除」が突然導入されたのがきっかけで、人前で話をするようになったのです。

 かねてから「配偶者控除」そのものも、働きたい意欲のある女性たちの足を引っ張る制度だと思っていたので、屋上屋を架すように「配偶者特別控除」が新たに導入されたことに自民党の見識を疑わざるを得ませんでした。

 1993年、「女と男が平等に働くための制度改革をすすめる会」を、立ち上げ、税制上のこの両控除の問題と年金「第3号者」問題に絞っての市民活動を始めることになりました。
 この頃の主張がやっと民主党政権で俎上に乗ってきて、今、関心を持って見つめています。
ちなみに、福島瑞穂大臣、民主党小宮山洋子議員はこの頃、ともに活動してきた仲間でした。

 最初は、まず制度そのものを理解してもらい、どこに問題があるのか分かりやすく説明しなければなりません。小さな勉強会をあちこちで開き、シンポジウムも企画・開催しと言った具合でした。制度を変えたい一心で、人前で話をするようになったのですが、いつの間にか、講師依頼という形で「稼業」の一つになっていたというわけです。

 「農」に関わっていた経験から、農業女性対象にまで話をするようになり、いつの間にやら15年以上立ってしまいました。

 さて、明日は岩手県花巻市からの依頼で、花巻市男女共同参画推進事業「パートナーシップ創造講座」で話をすることになっています。先に述べたような税・年金制度からみた男女共同参画とか、女性起業テーマで話すといった、私の専門分野に関わる話はしてきましたが、今回のような大括りで、しかも一般市民対象の講座での話ははじめてになります。

 ただ、担当者によれば、都市と農村をつなぎたいという意図があると伺って引き受けることにしました。が、私は有名人ではありませんから、一般市民向けのこうした講座では、多分、参加者を募るのに担当者はずいぶん苦労するのではないかと思っています。それだけにせっかく出席した人に、出席してよかったと思う話をしてきたいと準備しています。

 その翌日の26日は、男性職員が半分以上出席予定の職員研修会で話をしますが、男女共同参画を男性職員に理解を促すのが目的とか。男性職員への理解促進という課題はどこの自治体も抱えているようですね。(山崎久民)

author:こだま舎, category:-, 08:17
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