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有機農業の話題 キルギスの例(『ほっとニュース』2019.5.9)

このコラムでは、こだま舎会員向けの会報から記事を掲載しています。

 

有機農業の話題 キルギスの例

 

キルギス 100%有機を推進

(2019.3.24日本農業新聞より)

 

中央アジアのキルギスは、有機農業に力を入れる。議会では現在、100%有機農業を目指す法案を検討している。山岳地帯の冷涼な気候条件などを活かし、輸出競争力を高め、国内人口の30倍も多いユーラシア経済圏に売り込む狙いだ。

同国は、山岳の9割が1500メートル以上で、4割が3000メートル以上となっている。気候が冷涼でかつ乾燥し、年間を通じて日照時間が長く、水資源も豊富だ。農作物の病虫害も少なく、有機栽培に適するといわれている。

同国は2017年、22年までの有機農業発展計画を打ち出した。今後10年間で化学合成農薬や人体に有害な殺虫剤の使用を禁止し、既存の農業を100%有機農業に転換する目標を掲げた。議会も現在、100%有機農業の目標を掲げた法案を検討している。

法案作りには、有機農業振興を通じて、周辺国との差別化を図り、農産品の輸出拡大につなげる狙いもある。ロシアなどでつくるユーラシア経済連合(EEU)への加盟を契機に、農業国としての強みを生かし、経済活性化を目指す。ユーラシア経済圏には、同国30倍に近い約1億8000万人(17年)の市場があるからだ。

同国の有機農業支援に携わる国際協力機構(JAICA)の関係者は「ウズベキスタンや中国に囲まれ、量的には競争力が弱い。高品質に勝負をかけ、農業を輸出産業のエンジンにしたい考えがある」と分析する。

 

 

 

一言感想

有機農業と一口に言っても、背景になる考えは様々だと思いました。自給率が年々下がり続けるわが国にとって格好な輸入先になりますかね。「安全・安心」食品を安値で得たい消費者にとっても魅力がありそう。いつだったかの日本農業新聞に「安全・安心」の有機産の輸入果物が飛ぶように売れたと報道されていたことがありました。

また、こだま舎の扱い品の中にも材料になる有機野菜等を日本以外の国に農地を確保し生産しているケースもあります。

このキルギスの例では、モノとしての「競争力」も重要事項のようです。日本でも輸出に力を入れ、農業活性化しようと後押ししていますが、やはり「安全・安心」が「売り」になっているようです。これほど低い我が国の自給率下で、輸出政策も何だかねぇ、と思ってしまうのですが。

「安全・安心」「競争力」「国内産」等々、みなさんはどうお考えですか?      

(山崎久民)

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